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Theme【保存版】カーラッピング・PPFを長持ちさせるお手入れ完全ガイド|洗車・保管の注意点をフィルムの種類別に解説

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この記事のポイント

  • 正しい方法で洗えば、ラッピングもPPFも洗車OK。むしろ汚れの放置がNGです
  • 避けたいのは「洗車機(ブラシ式)」「高圧洗浄機の至近距離」「ワックス・研磨剤」「施工直後の洗車」
  • 適切なケアで寿命はラッピング約3〜5年・PPF約5〜10年。困ったら施工店へ相談を

 皆さんこんにちは。いつも車に貼っているものです。気がつけば前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。これはいけませんね、精進します。
 さて、広島の街を見てみると、道路を走る弊社で施工した車やトラックをよく見かけます(職業病ですね)。せっかくキレイに貼ってあるのですから、長く使っていただきたいなと思います。ただ、貼り付けたステッカーやラッピングフィルムは、実は結構デリケート。ラッピングやプロテクションフィルム(PPF)も、施工後のお手入れ次第で美しさと寿命が大きく変わってしまうんです。
 そこで今回は、やってはいけない洗車、洗車機・高圧洗浄機の注意点、屋外駐車での保管のコツを、ラッピングフィルム/PPF/マット系などフィルムの種類別にプロ目線で解説します。愛車・社用車を長くきれいに保つポイントをまとめました。

そもそも、ラッピングやPPFを施した車は洗車していい?

 車の状態をキレイに保つ、と言われてまず思い浮かべるのは洗車でしょう。では、ステッカーやラッピング、PPFなどを施工した車はどうなのか。
 基本的には、正しいやり方での洗車ならOKです。むしろ洗車をせずに汚れた状態を放置すると、美観やフィルムの寿命に悪影響を及ぼす可能性があります。では、その正しいやり方での洗車とはどんな方法なのでしょうか。

【基本】長持ちさせるお手入れ3つのポイント

お手入れ方法 OK / NG 解説
こまめな手洗い(中性洗剤) OK 2週間に1回が目安。上から下へ、こすらない
洗車機(ブラシ式) NG 回転ブラシで端のめくれ・剥がれの原因
高圧洗浄機 条件つき 使うなら30cm以上離し、エッジに直接当てない
ワックス・研磨剤・コンパウンド NG 変色・劣化の原因。艶出しは専用コーティング剤で
溶剤系・強い酸性/アルカリ洗剤 NG 色落ち・糊の剥がれの原因
施工直後(24〜48時間)の洗車 NG 糊が定着前。PPFは約1週間、洗車機・高圧はNG

ポイント1:こまめな手洗い洗車(中性洗剤・やわらかいクロス)

 2週間に1回を目安に、手洗いで洗車します。中性(pH7前後)の洗剤やカーシャンプー、柔らかいスポンジやマイクロファイバークロスを使用してください。力を込めて擦らず、上から下へ流すように汚れを落としましょう。
 研磨剤、コンパウンド、ワックスなどが入っているタイプの洗剤は使用できません。

ポイント2:鳥のフン・虫・樹液・砂ぼこりは“すぐに”落とす

 酸や粒子で変色・傷の原因となります。付いたら早めにぬるま湯でふやかし、こすらずに流して除去しましょう。黄砂や、海沿いの地域であれば塩の付着に対しても効果的です。広島は黄砂の飛来や春先の花粉、瀬戸内の潮風の影響も受けやすいので、こまめな除去が効いてきます。

ポイント3:直射日光・高温を避けて洗う/乾かす

 水シミや洗剤跡が出やすいため、炎天下やボディが熱い状態での洗車はNGです。作業は日陰や朝夕の時間帯に行いましょう。洗車後は水気をしっかり拭き取ってください(特にマットな表面やエッジ部)。

【要注意】やってはいけないNGお手入れ集

施工直後は洗車を避ける

 ラッピング・PPFとも、施工後24〜48時間は洗車を控えてください。特にPPFは完全定着まで約1週間かかります。この間は洗車機・高圧洗浄・強い水濡れはNGです。
 いずれのフィルムも、糊が接着面に定着するまでには時間がかかり、その前に強い力がかかると端部から浮きや剥がれが起こる可能性があります。

洗車機(ブラシ式)はなぜダメ?

 洗車機で使われている回転ブラシが、ステッカーやフィルムの端に引っかかり、剥がれ・擦り傷・角のめくれの原因になります。ノンブラシ(ブラシレス)タイプでも、水圧やフィルムに適さない洗剤・薬剤が使われるリスクがあります。

写真のように、ステッカーやラッピングで使われるフィルムは非常に薄く、外部からの強い力には弱いつくりをしています。硬質、高圧なもので清掃すると傷つく可能性が高まります。

高圧洗浄機はフィルムの端(エッジ)・断面から剥がれの原因に

 端(エッジ)・切れ目・断面に至近距離、かつ高圧で当てると、水が入り込んで浮きや剥がれの原因になります。もし使う場合は、距離は30cm以上、角度を寝かせない、端部に直接当てない、などの点を守って使用してください。

ワックス・研磨剤・コンパウンド・強い酸性/アルカリ洗剤はNG

 使用すると表面の変色や劣化の原因になります。

【種類別】フィルムによって気をつけることが違う

フィルムの種類 特に気をつけること(洗車・保管)
カーラッピング(塩ビ系) エッジへの水圧はNG。溶剤系クリーナー不可。洗車後は端部の水気を拭き取る
マット/サテン系 濡れたまま放置・直射日光で水シミ/白化。ツヤ出し剤・ワックスは厳禁
プロテクションフィルム(PPF) 自己修復あり。汚れ放置で黄変。対応シャンプー/コーティングで撥水維持

 フィルムの種類によって、注意点も異なってきます。

カーラッピングフィルム(塩ビ系)の注意点

 端部の糊が水や熱に弱く浮きやすいため、エッジへの水圧はNGです。洗車後は端部の水気を重点的に拭き取ってください。溶剤系クリーナーは色落ちや糊の剥がれにつながるためNGです。

マット/サテン系フィルムの注意点(水シミ・光沢の変化)

 濡れたまま放置したり直射日光に当てたりすると、水シミや白化が起こる可能性があります。ツヤ出し剤・ワックスもテカリやムラの原因になるのでNGです。

写真はマット系のフィルムを長年直射日光下で保管していた場合の劣化の例です。保管の状況によっては、こうした目に見える劣化が本来の耐用年数よりはるかに短い期間で出てくる場合もあります。

プロテクションフィルム(PPF)の注意点

 自己修復機能のあるフィルムであれば、軽微な傷が熱で復元します。汚れの放置は黄変の原因になるため、フィルムに対応した専用シャンプー/コーティングで撥水性能や美観を維持しましょう。

【保管】屋外駐車でも美しさを保つコツ

屋内保管が理想/屋外はボディカバー・日陰を活用

 紫外線は、フィルムの退色・糊硬化の最大要因です。屋内かカーポートでの保管が理想ですが、屋外であれば通気性のあるボディカバーの使用をおすすめします。カバーと車体の間に入った砂で傷がつく“砂噛み”に注意してください。

夏(紫外線・高温)と冬(霜・凍結)の季節別対策

 夏は高温と紫外線による退色・糊硬化のリスクがあります。屋内や日陰で保管してください。
 冬は霜や雪、氷が付着する場合がありますが、擦ったり無理に剥がしたりすると、フィルムまでダメージが及ぶことがあります。凍結防止剤の使用も、フィルム表面に悪影響が出る可能性があるので注意しましょう。

お手入れで「寿命」はどれくらい変わる?(耐久性・寿命の目安)

対象 耐用年数の目安(適切なケア時)
カーラッピング 約3〜5年
プロテクションフィルム(PPF) 約5〜10年

 あくまで目安ですが、アフターケアをしっかり行えば、ラッピングで約3〜5年、PPFで約5〜10年が耐用年数の目安です。車の状態や施工箇所、保管環境によって期間は変動し、紫外線・汚れの放置で寿命が数年縮むケースもあります。適切なケアは、再施工コストを減らすことにもつながります。

よくある質問(Q&A)

洗車機に入れても大丈夫?
コーティングは併用できる?
鳥のフンがついたまま数日経ってしまった…どうすれば?
フィルムが端から浮いてきた/気泡が出たら?

 アフターケアで気になることや困っていることがあれば、施工店に相談するのが一番早くて確実です。弊社でもこうしたアフターケアに関する情報をお伝えしていますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

 以上、施工後のアフターケアについてお話ししてきました。
 お手入れの3つのポイント、フィルム別の注意点、困ったら施工店に相談…と整理してみると、思った以上に気をつけるべき点が出てきました。貼ったら終わり、ではなく施工後のケアまでが仕上がりといったところでしょうか。
 弊社では、点検・補修・部分貼り替え、コーティングのご相談など、施工後のアフターケアに関するさまざまなニーズに対応しております。豊富な実績と充実した設備がありますので、お客様のご要望に柔軟にお応えできます。少しでも気になることがあれば、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
 それでは、今回はこの辺りで。

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