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Themeカーラッピング業者の選び方|見積もりを取る前に確認したい6つのポイントを施工店が解説

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この記事のポイント

  • カーラッピングは、同じフィルム・同じ車でも、施工する環境と人によって仕上がりと持ちが変わります。
  • 違いが出るのは貼った直後ではなく半年〜数年後。だから価格表と施工直後の写真だけでは選べません。
  • 「施工環境」「フィルムの説明」「施工実績」「見積もりの内訳」「保証とアフター」「剥がすときの相談」の6点を確認しましょう。

 皆さんこんにちは。いつも車に貼っているものです。前回更新時より一気に季節が進み、雨の多い時期になってしまいました。大雨には充分お気をつけて。
 さて、前回は社用車やトラック広告についてお話してきました。ではその施工を行う施工店はどのように選べば良いのでしょうか?
 そもそもカーラッピングをしてみたい、社用車にステッカーを施工したいと思っても、どこの店に頼めば良いのか、その基準がわかりにくいこともあるかもしれません。今回はそんなカーラッピング業者の選び方について、6つのポイントを挙げてお話したいと思います。

カーラッピングは「どこに頼むか」で仕上がりが変わる

 同じフィルム、同じ車でも、施工するスタッフや施工環境が違うだけで、その仕上がりや耐用年数は大きく異なります。ネットで掲載されている施工料金だけが全てではありません。比べるのは価格差ではなく、「どう施工するか」が、重要になってきます。

差が出るのは「貼った直後」ではなく、しばらく経ってから

 車にステッカーを施工し、それらを長く保つようにするためには、ただ綺麗に貼り付けるだけでは不十分です。差がつくのは貼る作業そのものより、下地をしっかりクリーニングしているか、パーツの形状やシートの性質を見極めて端部(フィルムの端の部分)の処理をしっかり行えているか、と言った点になります。
 特に端部の処理は、筆者も日頃特に注意しながら作業をするところです。清掃や脱脂がうまくいってなかったり、シートを無理やり引っ張って貼り付けたり、そうして施工したものは直後は綺麗にくっついて見えるものの、半年〜数年も経つとその端部が浮き上がってくる場合があります。
 貼った直後は良くても、後から差が出てきてしまう。これが価格や施工直後の写真だけでは見えてこない「どう施工するか」の差なのです。

  • 貼り付け直後のフィルムの端部
    貼り付け直後。フィルムの端が一直線に収まっています
  • 時間が経過したフィルムの端部
    同じ箇所の時間経過後。端が波打ち、わずかに縮んでいるのが分かります

【前提】依頼先には大きく3つのタイプがある

依頼先 扱うフィルム・メディア 向いているケース
カーラッピング専門店 様々なフィルムを扱う 乗用車・社用車、個人・法人どちらも。広告用途やカーラッピングに強い
カー用品店、整備工場 ウィンドウ向けフィルムが中心。ラッピング用フィルムを扱う店も 個人のお客様寄り
看板店、広告会社 フィルム以外の材質やメディアも扱う 屋外広告、公共交通機関

自分の目的から逆算して選ぶ

 そもそも何を目的にして車にステッカーやラッピングフィルムを施工するのか、目的を明確にすることも施工店選びには重要です。

  • 色を変えたい:ラッピングの施工が可能でデザインや質感の相談ができる店舗
  • 社名やロゴを入れたい:広告やロゴのデザイン、施工後の見栄えや見やすさを考えられる店舗
  • 傷を防ぎたい:PPFを扱っている店舗

【チェック1】どこで、どんな環境で作業するのか

 では、具体的にどんな点に注意していけば良いのでしょうか?
 フィルムを貼り付ける施工において、何より重要なのは作業環境です。作業を行う環境が整っているかいないかは、仕上がりの良し悪しに大きく関わってきます。

ホコリ、温度、湿度が仕上がりを左右する

 これまでのコラムでも言及してきましたが、ステッカーやラッピング施工で使われるフィルムは想像以上にデリケート。例えば糸くずや砂粒などと言ったありふれたゴミやホコリが入り込むだけで、その部分の膨らみが目立ってしまう場合があります。また施工に適した温度、湿度から逸脱してしまうだけでも、作業工程や仕上がりに影響します。
 特に屋外での作業の場合は、風の影響でホコリが新たに付着したり、暑い/寒い日の車体の温度変化、さらに悪天候で作業が中断する、と言ったように、より施工する上での好条件が揃いにくいこともあります。

施工環境を確かめる2つの方法

 施工店を選ぶために工場にわざわざ見学に行くというのもなかなか難しいですよね。でも、直接見に行かなくても確かめる方法はあります。

 1.施工店のサイトに施工中の写真や設備の紹介が載っているかを見る
 2.問い合わせや見積もりの時に「施工は屋内でしょうか」と問い合わせる

 近代社では屋内環境で作業できる工場を設置して、施工を行える環境を整えています。

  • 屋内の専用スタジオで施工するスタッフ
  • 屋内の専用スタジオの内観
屋内の専用スタジオ。ホコリと温度・湿度を管理した環境で施工します

【チェック2】使うフィルムのメーカーと種類を説明してもらえるか

 現在車に貼り付けるフィルムは多くのメーカーから多種多様な性質のものが出回っています。どのフィルムをどのように、どのような理由で採用するのか。そうした事柄をきちんと説明してもらえれば、施工に対する安心感にも繋がります。

銘柄を言えるかより、「なぜそのフィルムか」を説明できるか

 例えば3M社の製品ひとつとっても、用途や貼り付け期間、性能に応じて様々な種類が展開されています。その中から、貼り付けを希望するお客様の目的や意向、そして施工したい車の状況によって、適したフィルムを考えて行くわけです。だからこそ大事なのはフィルムのネームバリューより、「なぜそのフィルムで施工する必要があるのか」を説明できるか、という点なのです。
 例えば「〇〇周年を記念したステッカーを貼り付けたい」ということであれば、より複雑なデザインが可能で、5年後、10年後に更新していくことを見越して、再剥離性に優れた印刷可能なフィルムでの施工をご提案する…という例も考えられるでしょう。

【チェック3】自分の車と近い施工実績があるか

 車といっても様々な種類があります。施工したい車に近い車を、その店舗が施工した実績があるかも重要なポイントです。

実績写真は「全体」よりも「端と際」をよく見る

 車の表面には想像以上に凹凸や曲線が存在します。例えばバンパーやミラーの深い曲面、ドアハンドルの周り、ドア開閉部の板の切れ目。そして大型トラックの荷台部分の表面などです。
 こうした端部の細かな処理がちゃんとできているか、そこをチェックできると施工店の技術の高さが見えてきます。
 これまでの弊社の施工例であれば、軽自動車のリアバンパーをフィルムでラッピングした例が、難易度の高い施工の1つでした。深い角度で凹凸が連続しており、何パーツかに無理なく分割していかなければ耐久性を確保できなかったため、慎重に検討しながら分割の仕方を決定していきました。

  • 軽自動車のリアバンパー 施工前
  • 軽自動車のリアバンパー 施工後
深い凹凸が連続する軽自動車のリアバンパー。無理なく何パーツかに分割して施工しました

【チェック4】見積もりの内訳を出してもらえるか

 金額そのものより、何にいくらかかっているのかが分かり易い見積もりであることも重要です。

費用が変わる4つの要素

要素 内容
施工面積 ステッカーを施工するために必要な面積
車種、形状 貼り付ける箇所やパーツの取り外しの有無の確認が必要
フィルムの種類と色数 用途やグレードによって価格差がある
デザイン制作の有無 ゼロベースでデザインを行う場合はさらにデザイン料がかかる場合も

 見積もり依頼の際に、施工したい車の車種や年式、貼り付けを希望する範囲、デザイン案の有無などを伝えて頂くと、より明確な見積もりをすることに繋がります。

「一式」だけの見積もりでは比較できない

 例えば同じ車をフルラッピングする、という状況であっても、パーツを脱着するのか、下地処理をどこまで行うのか、どのような保証をするのか、というような点で中身が変わってきてしまいます。だからこそ、「一式〇〇円」だけでは施工店は選びきれません。どのような作業にいくらかかるのか、その内訳をもらった上で比較すると良いでしょう。

【チェック5】保証とアフターの範囲を確認できるか

 保証があるかどうかも安心材料になりますが、どこまでが保証の対象になるかを先に確認できるかもより安心できます。

施工不良と経年劣化は分けて考える/貼った後に相談できるか

 数日のうちに端部が浮いてきた、というような施工に原因が考えられるものと、紫外線による劣化や色褪せのような時間の経過によって起こるものとでは扱いが違ってきます。貼って終わり、ではなく、点検や補修、貼り替えまでを含めてアフターケアの相談ができ、事前にその範囲を確認できる施工店であるかも、重要なポイントです。

よくある施工後の症状例

細かなぶつぶつが表面に見える……人の手で貼るため、極小の気泡や圧着する際の糊のムラが、表面に目立つ場合がありますが、糊の定着とともに目立たなくなる場合がほとんどです。

【チェック6】剥がすときのことまで相談できるか

 残念ながら、フィルムの耐用年数はどんなに長くても数年程度が目安です。貼る時だけでなく、後々剥がす時のことも相談できるとより安心できます。

リース車・下取り予定の車は、貼る前に確認しておく

 塗装の状態やフィルムの種類によっては、剥離の際に塗装表面を痛めたり、貼った部分の日焼け跡が残るなどの影響が出る可能性があるため、リース車や下取り予定の車は、返すときの条件などを先に確認しておいてください。弊社では貼る前に塗装表面の状態を目視や触った感触など、様々な角度から確認した上で作業を進めています。

【注意】価格だけで選んだときに起きやすいこと

 価格が安いこと自体は魅力ですが、安い見積もりにはそれなりに理由があります。例えば、フィルムのグレードを抑えている、パーツの脱着を省いている、保証の範囲が限られている…といった事柄です。
 その見積もりで実現できる施工内容と自身が求めている施工内容とがうまく噛み合っているか、という点に注意しておくと、より優れた費用対効果を伴う結果に繋がります。もちろん価格を抑えることも重要な観点なので、まずは「なぜこの見積もりなのか」を理由を聞いてみるのがポイントです。

広島でカーラッピング業者を探すときに考えたいこと

 さて、以上6つのポイントをあげてきましたが、この広島でカーラッピングの業者を見つける場合はどうでしょうか?

近くで頼める強みと、広島の環境をわかっている相手かどうか

 広島県、とりわけ広島市であれば、弊社スタッフがお客様のもとに出向き、あるいは車を工場にお預かりする形で、実車を見ながらの相談やデザインの確認、施工後の点検を行うことができます。特に海沿いの塩分や春先の黄砂といった、地域特有の環境に応じたフィルムの提案や手入れの案内が、より地域密着型の形でご提案することが可能です。

よくある質問

見積もりや相談だけでもお願いできますか?
車はどれくらい預けることになりますか?
デザインデータがなくても頼めますか?
他社で施工した車の貼り替えや修正もお願いできますか?

まとめ

 以上、施工店を選ぶ上でチェックしておきたい点をご紹介してきました。

 まずは技術に関わるところです。どんな環境で作業をしているのか、使うフィルムについて「なぜそれを選ぶのか」まで説明してもらえるのか。このあたりは仕上がりと耐久性に直結します。あわせて、自分の車に近い施工実績があるかどうかも、その店の技術を見極める材料になってくれます。
 もうひとつは、お金と後々のことです。見積もりは総額だけでなく内訳を出してもらい、保証とアフターケアがどこまで含まれるのかを先に確かめておく。そしていつか剥がすときのことまで相談できる相手であれば、より安心して任せられるかと思います。
 こうして振り返ってみると、どれも金額そのものではなく「どう施工するか」を確かめるための項目ばかりです。価格ももちろん大事な判断材料ですが、その金額で何をしてもらえるのかが見えてはじめて、他と比べられるようになります。「価格ではなく、どう施工するかで選ぶ」という視点が、より良い形での施工店選びに繋がるはずです。

広島でカーラッピングをお考えなら

 弊社では屋内の専用スタジオを完備し、社用車1台から複数台まで一貫して対応することが可能です。またお客様のもとに出向き、屋外での作業であっても技術のあるスタッフが丁寧に施工させていただきます。豊富な施工実績を施工事例のページやインスタグラムで紹介していますので、そちらもぜひご確認下さい。
 近代社でもご相談を受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせフォームまでご連絡くださいね。
 それでは今回はこのあたりで。

カーラッピングについて
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